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 あ 

 

 い 

 

 う 

 

 え 

 

 お 

 あ 

愛を読む人

■守らなければならないものがあることが、人を強くするのかもしれない
エレファントカシマシの歌、「ドビッシャー男」に「武士は食わねど高楊枝」と言う言葉が出てくる。
これは、武士たる者は、例え生活に窮して食事を満足に出来ない状況にあったとしても、満腹を装って楊枝を使う、という意味で、・・・
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悪人

■傾城の恋は誠の恋にあらず 金もってこいが本当のこい
世の中には出会い系サイトというものがある。
最初は無料の登録で、登録をするとポイントが貰え、そのポイントでメールのやりとりを開始する。
開始するとすぐに知らない女性(または男性)からメールが大量に来て、…
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悪の法則

■浜の真砂は尽きても、世に悪人の種は尽きないもの
営業の頃にある街を車で走っていて、ああこのあたりは平和そうだなあ、悪い奴なんていないんだろうなあと思っていたのに、 後日発砲事件があったりして、驚いたというようなことがあった。…
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アーティスト

■新しいものへの拒絶ではなく、ひとつの道を追求したものの真に純粋な行動だった
昔は頑固一徹のようなおっさんが、料理屋の厨房で我が物のように立ち、少しでも気に入らないことがあると、
「お客さん。悪いが出てってもらえねえかい」
何て凄みを効かせて、注文もそこそこに客を追い出してしまう。 …
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アデル、ブルーは熱い色

■いろんな受け皿があるからこそ、自然はおおらかに全てを抱え込むことができるのである
昨今の科学技術の進歩はすごいなあと思うのだが、エジプトのミイラをCTスキャンをかけることで、ミイラの死因や性別がわかるそうだ。
例えば呪いで有名なツタンカーメン王なんかは、 …
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アメリカン・ビューティー

■アメリカ自体が、虚構の美に包まれた国であることを、観る側に突きつける
テレビで大家族の密着みたいなものをやっているのをたまに見かける。
この少子化社会でよほど珍しのか、年に数回やっているところを見ると、視聴率はいいのだろう。
確かに物質主義に毒されつつある現代に対してのアンチテーゼとして見ると、 …
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アルゴ

■自分の会社でも、このような思い切った企画が通ればいいなあ、と多分たくさんのサラリーマンは思ったのではないだろうか
僕は今の会社に入ってそろそろ20年になろうかという中堅社員なのだが、恥ずかしい話、 企画書というものをあげたことがあるのがただの2回しかない。 …
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アレクサンドリア

■私は哲学を信仰する
知られた話だが、世界中で一番売れている出版物は聖書だそうだ。
ホテルに泊まると、高い確率で机の中に入っているし、そもそも歴史が古いので、トータル一番売れているのは、 何となく理解はできる。 …
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 い 

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所

■クロエ・グレース・モレッツの 恋愛映画
オカルトの世界では有名なのだが、キルリアン写真というものがある。 簡単に言ってしまうと、生体からのコロナ放電の像を収めた写真のことで、 もっと噛み砕いて言うと、オーラ写真のことである。 …
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 new.gif

■暴力を行ったとき人は高揚感を感じる。しかしその後に来るのはむなしさである。
以前ビューティフル・マインドの映画紹介で、ドイツの暗号機エニグマについて書いた。 そこで紹介したのが、今回の映画の主人公、アラン・チューリングという人のことである。…
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌

■彼の音楽は「金の匂い」がしない
60年代の日本のミュージックシーンを牽引した松任谷由美さんは、若かりし時代、荒井由実としてフォークソングを歌っていらした時、 ジーパンを履かないようにしていたそうだ。…
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インターステラー

■前へ進むためには何かを後へ置いていかなければならない
システム作りを生業としている人は、ほとんど身につけている能力として論理思考というものがある。 論理思考とは要は物事を大枠だけで捉えず、常にブレークダウンして考えていく思考のことで、 …
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 う 

ウルフ・オブ・ウォールストリート

■あれ?ウチもこうかも?と思ったら、少し笑えない部分はある
古典落語に富士詣というものがあって、富士山に登ろうと決めた江戸っ子達だったが、口は達者だが足が言うことを聞かず、 ああだこうだと休みを取りたがるという話がある。
落語というものは昔から、口ばっかりの御仁が登場するものなのだが、このああだこうだが落語の味と言える。 …
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 え 

エクス・マキナ

■この映画のようなグロテスクなものではなく、猫型ロボットくらいでお願いしたいものである
僕はこう見えて(どう見えて?)プログラマの端くれである。
どれくらい端くれかというと、ジャイアンがリサイタルを開くことで自分は歌手であると言っている程度の端くれである。…
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エクソダス:神と王

■歴史が歪曲する最大の理由は、人が都合よく捻じ曲げてしまうこと
史実というものは大げさである。
例えば南京大虐殺という聞くからに恐ろしい出来事があるのだが、そもそも大虐殺があったのかどうかを考えると、 このページごときでは足りなくなるので、別でググッて貰うと良いと思うのだが、…
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 お 

オーケストラ!

■政治の圧力の前に音楽を奪われ、音楽と共に死んでいく
高校生の時に友達に勧められてエレキギターを購入した。 2万円くらいのストラトで、ディープパープルのギタリスト、リッチー・ブラックモアと同じ色のギターだった。 友達はバンドを組みたかったらしく、毎日のようにギターの練習に誘われはしたのだが、…
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オデッセイ

■未知の世界で生き抜くということは、時に大きな犠牲や苦しみを生む
若い人は知らないと思うが、僕らくらいの世代(40代)の人に宇宙人を書いてもらうと、 真っ青なプーチンみたいなイスカンダル出身のおっさんを書くか、タコを書く人が多い。 何故タコなのかといわれると、H・Gウェルズという人が、…
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思い出のマーニー

■重要なのは還ることを目指して生きるということなのかもしれない
卒業のシーズンである。
昔大好きだった斉藤由貴さんのデビュー曲に「卒業」という歌があって、歌詞の中に 『卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう』というフレーズがある。…
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俺たちに明日はない

■ハッピーエンドで終わらない映画
年末から年明けにかけてよくテレビを観ていて、最近のCMはアイドルと携帯ゲームが目立つなあと思った。
実際に多いのだとは思うのだが、多分普段あまりCMを見ないので、特にこれまでとの違いに敏感に気づいたのかもしれない。
特に携帯ゲームCMは、誰のための宣伝なのか一瞬わからない。…
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女と女と井戸の中

■不器用な生き方だが、こうして生きていくしかできなかった、女性の悲哀に映る
大学生の頃に知り合った男の子で、バイセクシャルの子がいた。
太った男の子が好きらしくて、僕が少し飲みすぎて太り始めた頃、 「これ以上太ったら、僕のデブレーダーに引っかかるで」と脅かされた。…
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